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「他国の人々のなかには、おのが国にも中国のように、如来の衣法を出し句伝
家庭の事情により7月・8月の坐禅会は中止していましたが、9月14日から
「もし宿善のしからしめるところでなかったならば、一生、二生、乃至はかぎ
「一句一偈を身心にとどめても、それがとこしえの種子(しゆうじ)となって
「いったい、仏祖正伝の袈裟のことは、ごく明瞭にして信じやすい。正しく相
「とするならば、いま発心(ほっしん)する人々は、袈裟を受持すねならば正
「いったい、如来の正法については、西の方天竺こそその本である。古今の人
「梁・陳・随・唐・宗とつづいて数百年のあいだには、大乗・小乗の学僧のな
「袈裟の搭ける法」「偏袒右肩、すなわち、片肌をぬぎ、右肩をあらわすが、
「その昔、ある時、正冬八夜のころ、天寒うして竹裂けるほどの寒さがあり、