0463-84-3631
「釈尊はかって父王の宮殿をいでて山に入った。だが、父王は山をうらます、
「古仏はいう、「無間業(むけんごう)を招かざることを得んと欲せば如来の
「山は大聖のいますところである。」「山ははるかなる古より大聖の居すとこ
「それだから、竜魚が水を宮殿とみるのは、人が宮殿を見るようなものであろ
「かくて、仏祖のいたるところには、かならず水がいたり、水のいたるところ
「地に下っては江河となる」という。それは、水が地にくだる時には江河をな
「天にのぼりては雨露となる」という。それは、水はなにほどか、天にのぼり
「仏いわく、「一切の諸法は、畢竟して解脱して、住するところあること無し
「さらに、その意味をじっと考えてみると、たとい水にはいろいろの類いがあ
「水は流るるとのみ見るべからず」「およそ山水をみるにも、類いにしたがっ