0463-84-3631
「宋国の嘉定十七年の冬十月中のこと、高麗の僧二人が慶元府にやってきた.
「そこでわたしはひそかに発願した。われ不肖なりとはいえ、なんとかして仏
「袈裟についての体験」「以前わたしが宗にあって、大衆の席に坐して修行し
「思うに、そのような糞白衣、もしくは清浄な生業によってえたものは、もは
「十種の糞掃とは、つぎのようである。一、牛嚼衣、二、窮鼠衣、三、火焼衣
「そこには森林や原野にひとり住する比丘が、塵芥の中に衣材をひろう仕方が
「糞掃衣果最も最良」「袈裟のもっとも清らかな衣材は糞掃衣である。そのす
「この十勝利はひろく仏道のもろもろの功徳をあつめていめる。その散文につ
「袈裟をかえりみてその容姿をつつみ俗塵に染まざればこれ真の沙門なり 諸
「智光よ、まさに知るがよい。このような故をもって、三世の諸仏・縁覚・声