看経の作法5「また、僧堂ではなくて、平常一般の場処で看経するにも、都寺・焼香・礼拝・俵銭など、みな施主の場合と同じである。手炉を持つことも同じである。また衆僧のなかに施主となるものがあって、僧衆のなかに施主となるものがあって、僧衆の看経を請うときも、俗人の施主の場合と同じである。焼香・礼拝・巡堂・俵銭などもあり、知客が先導することも、俗施主のようにするのである。(道元:正法眼蔵・看経)

原文「もし常住公界の看経には、都監寺僧(つかんつすそう)・焼香・礼拝・巡堂・俵銭、みな施主のごとし。手炉をさぐることも、施主のごとし。もし衆僧のなかに施主となりて、大衆の看経を請するも、俗施主のごとし。焼香・礼拝・巡堂・俵銭等あり。知客これをひくこと、俗施主のごとし。」(道元:正法眼蔵・看経)

「都監寺僧」又都寺(つうす)という。六知事の一であり、監寺のうえにあり、一切の寺務を監督する。