「これを要するに、三乗十二分教などは仏祖の眼睛であると知るがよいのである。これに眼を開かないものが、どうして仏祖の門下ということができようか。これを学び来らぬものが、どうすれば仏法の正法を伝え受けることができようぞ。正法の眼目を体得することをえない者は、断じて七仏の法嗣ではありえないのである。」正法眼蔵 仏教 于時仁治二年辛丑十一月十四日 擁州(京都)興聖寺精舎にありて示衆に示。
原文「おほよそしるべし、三乗十二分教等は仏祖の眼睛なり。これを開眼せざらんものは、いかでか仏祖の児孫ならん。これを拈来せざらんもの、いかでか仏祖の正眼を単伝せん。正法眼蔵を体達せざるは、七仏の法嗣にあらざるなり。」正法眼蔵 仏教 于時仁治二年辛丑十一月十四日 在 擁州興聖寺精舎示衆。

